構造材は全て愛知県産材で、耐震等級3の長期優良住宅を取得しました。
子育て世代ということもあり、雨の日でも極力濡れずに駐車スペースから玄関へというご希望でした。
そこで、玄関前を大きめのピロティにすることにしました。
LDK中心の生活ということでリビングにはデスクカウンターを設け、ダイニングから出られるサンルームを設置しました。
洗面室の洗面台は大きな造作カウンターで、アイロンを掛けることができ、洗濯物を畳むスペースも。
2階には主寝室とWIC、子ども部屋、廊下には布団用の収納を配置しました。
子ども部屋にはそれぞれ均等に収納・バルコニーがあります。
外観、内観ともに全体的に統一感があり、お施主様に合った動線計画が練られ、メンテナンスも最小レベルで済み、住宅性能もしっかりな無垢の木にあふれた暖かいお宅になりました。

お施主様のお父様が材木屋を営まれており、今回は愛知、岐阜県産の総桧造りでの家造りとなりました。
断熱工法に関してはご両親の意見もあり、エアサイクル工法を採用、また土壁工法のメリットも理解して頂き採用となりました。
間取りについては、インナーガレージとシューズクロークをつなげ、プライベートの出入口を確保。
リビング階段は、冷暖房のことを考えると避けたいけれど、家族間の交流も大切にしたいとのことで、そのあたりを考慮しつつLDKを中心とした間取りになりました。
オープンな空間とプライベートな空間を、自然な形で分けているのもポイントです。
デザインについては、家造りの計画が始まってからも悩まれていましたが、いろいろな材料を見比べていく中で、シンプルモダンにたどり着きました。
白と茶色を基調とした内観に、無垢の素材感が感じられるアカシアのフローリング、機能性も考慮した杉板。
外観は濃い目のグレーのガルバリウム貼りでスタイリッシュな印象に。
メンテナンスフリーで、家としての性能と風土に合った機能を兼ね備えた住まいが出来上がりました。

自宅兼モデルハウスということで、お客様が気軽に見て、比べられるようそれぞれの空間を別々の仕様で仕上げました。
だからと言って特別なことはせず、あくまでも弊社の標準的な仕様になります。
①長期優良住宅　②耐震等級３　③土壁工法　④エアサイクル工法　⑤総桧造り
この５つは弊社が提供する家造りの基本となります。
間取りについては、今、再注目されている平屋建て！
しかし、２階建ての１階部分としての考え方も取り入れました。
家の中央を中心に周回できる動線計画にすることで複数の動線となるため、暮らしやすい間取りとなります。

まず最初に耐震等級3ということで長期優良住宅をご提案させて頂き、メリット・デメリットを説明したうえで採用することになりました。
断熱に関しても性能を数値化し、エアサイクル工法を、また土壁にも興味を持っていただき採用となりました。
弊社の重視しているパッシブデザイン。
風の入り方や、直射日光の当たり方のシミュレーションも行い夏涼しく、冬暖かい、日本特有の自然の力を最大限に活用する家造りです。
間取りについては、1階にウォークインクローゼットを配置し、家事動線がかなり楽になっています。
リビング中心の開放的な間取りですが、中廊下を設けることによりプライベート空間もしっかり守ることができます。
デザインについては基本的にお施主様の希望通りに。
真っ白が好きということでしたが、ところどころ無垢の木を見せることで、流行に流され過ぎない、飽きのこない空間を意識してアドバイスさせていただきました。
お施主様と一緒に考え、細部も最後までこだわりぬいた家。
メンテナンスいらずで、性能も裏付けされた家になりました。

材料：杉　節有り集成板
サイズ：高さ2500㎜(天井まで)×幅700～1200㎜
値段：1台￥30,000～

造り付け（壁に固定）の本棚です。
もし地震がきても本棚が倒れてくる恐れはありません！
完全オーダーなのでサイズもお部屋に合わせて造ることができます。
またマンガやファイルなど本に合わせた高さと奥行に造るので、見た目もスッキリ収納できます！

以前、娘さん夫婦の家を手掛けさせて頂いたご両親からのご依頼で、築45年の平屋建て住宅からの建て替えとなりました。
暑さ・寒さ対策として、弊社の標準仕様である土壁+エアサイクル工法、さらに軒の出を通常よりも長くし日射のコントロール、採風・通風計画による冷暖房機器の使用期間の短縮を図りました。
農作業をされていらっしゃるので靴のまま入れるトイレも勝手口に設けています。

見晴らしの良い丘陵地に新築させて頂きました。

屋根の形を妻入りにし、白を基調として和風っぽくならないようにしました。

収納スペースを確保しつつ狭く感じない間取りをご希望されておりましたので、広さの感覚を見てもらうためにも、内覧会や建築中の現場へ足を運んでいただきました。

木がお好きなお客様で、天井板や腰板には三河産の杉板をふんだんに使わせていただきました。

床板と同じナラ材で揃え、統一感を持たせました。
天板　　無垢　ナラ材　一枚板
脚　　　無垢　ブナ材
ベンチ　無垢　ブナ材
サイズ　L1,800×W770×H750　(6人掛)　
価格　　￥185,000+税　(材料代110,000　加工代75,000)※参考価格

丸ごと無垢材で仕上げました。
天板　　無垢　モミ材　一枚板割ハギ　着色
脚　　　無垢　ヒノキ材
サイズ　L1,400×W850×H750　(4人掛)　
価格　　￥115,000+税　(材料代40,000　加工代75,000)※参考価格

・リビングを1Fと2Fそれぞれに設け、お母様と若夫婦が気を遣わず、くつろげる間取りにしました。
・2Fのリビングは入口を2ヶ所設け、将来間仕切ることができるようにあらかじめ対策しました。
・お母様の寝室の隣にトイレを配置し、玄関ポーチにはスロープを施工しました。
・ホールの正面にはアクセントで桧の丸太を取付け、テレビカウンターの背面やホールの腰板、ニッチには杉の板を張り、木の温もりが感じられるよう心がけました。
・お子様の世代まで長く健康的に住んで頂くためにもエアサイクル工法にて施工致しました。
・地盤改良工事が安く納まったため、追加の地震対策として制震ダンパーも採用しました。